Hokkaido Marine Products Grading Corpration

認証事業の概要

認証事業の概要

認証事業とは

 当協会が行う認証事業は、北海道(所管:農政部食の安全推進局)が実施する「道産食品独自認証制度」に基づき、「熟成塩蔵さけ」「塩いくら」「醤油いくら」「熟成塩蔵からふとます」「魚醤油」の水産加工品を対象として取り組んでおります。
 この事業は、主原料に道産のものを使用し、高いレベルの安心・安全基準を設定した中で、優れた道産食品を認証するもので、消費者や専門家の審査に合格したものが選定され、極めてハードルの高い認証制度と言えます。当協会は、この事業で認証機関としての役割を担っており、道産食品に対する信頼性の向上と北海道ブランドの向上・普及を図り、優れた水産加工品の掘り起こしや普及・流通、衛生管理の徹底・向上を通じて水産加工業の健全な発展、併せて公共の福祉に寄与することを目的としております。

業務の内容

 認証業務は、本所及び出先事務所の担当エリア内の水産加工業者を対象に各々が製造工場の検分・審査、対象製品の官能検査などを分担しながら実施しております。
 事業の実施に当っての財源は、認証申請する水産加工業者から認証料(新規審査申請及び再審査申請の2種)を徴収しており、その料金体系(1申請品単価)は道の指導により設定しています。

事業の公益性

 認証事業は、直接的には申請する製造業者を対象に実施しますが、優良な道産食品として全国への円滑な供給をサポートしており、また、高いレベルの品質確保と維持、安全性の確保を図っております。このことは、こうした製品が全国的な流通を行っていくうえで取引の公正性や優位性といった効果が発現されていること、また、購買して食する末端の消費者に対しても高い満足度、安全性等を提供出来るものであり、広く社会全体に効果が発現されているものと考えております。
 この認証事業の推進に当たっては、北海道が定めている「道産食品独自認証制度実施要綱」、各品目別の「認証基準」に基づき、
 ①原材料に関する基準(北海道産のこだわり)
 ②生産情報の提供基準(消費者への情報提供)
 ③安心に関する基準(高いレベルの安全性確保)
 ④商品特性の基準(優れた個性の評価)
 ⑤官能検査の基準(消費者と専門家による食味検査)
が設けられており、最終的には一般の消費者による官能検査を経て、専門家による官能検査及び評価検討によって合否判定が行われます。食品の認証制度としては厳格なチェック体制がとられております。

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