Hokkaido Marine Products Grading Corpration

ながこんぶ詳細

ながこんぶの詳細

  • 学名:ラミナリア ロンギシマ (Laminaria longissima 非常に長い、という意)
  • 呼称:ながこんぶ、まこんぶ(釧路、根室)
  • 分布
  •  釧路港以東、昆布森、厚岸、浜中、花咲を経て歯舞に至る太平洋沿岸、貝殻島周辺まで
  • 生態
  •  ナガコンブは文字通り非常に長い昆布で、葉体の平均の長さは釧路地方で7~8m、歯舞地方では10mを超え、最大15m以上、20mに達するものがあり、世界のコンブ属中、最も長い昆布です。外観はミツイシコンブに良く似ておりその変種という見方もありますが、子嚢斑のでき方をみると大きな相違点があり異なる種類と考えられます。外洋に面した荒い岩礁地帯や平磯地帯に大きな群落を形成し、干潮線から水深5~6mに及び高い生育密度をもちます。6月に生育途中の若生コンブを採取するさお前こんぶ漁と、7月~10月まで十分生育したコンブを採取する成こんぶ漁の2つの漁期に分かれており、さお前こんぶは成こんぶの解禁(棹入れ)前に採取することからこのように呼ばれます。納沙布岬沖・貝殻島地域でのさお前こんぶ漁は日ロ民間協定により昆布操業が行われます。
  • 製品・用途
  •  製品は「なが長切」、「なが頭」、「なが加工用」、「なが長切(さお前)」、「なが頭(さお前)」、「なが加工用(さお前)」。 
    葉売りや昆布巻、結び昆布、佃煮等の加工品として用いられます。また、昆布エキスを抽出し昆布醤油の原料としての用途もあります。さお前こんぶは「海の野菜」と親しまれ海藻サラダ、早煮昆布として用いられます

ながこんぶ

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