亜硝酸ナトリウム分析
亜硝酸ナトリウム分析
- 昭和58年に厚生労働省より「塩すけそうたらこ」の加工に亜硝酸ナトリウムを条件付きで使用することが認められました。このことにより道加工連は「たらこ加工要領」を施行し、会員事業者は指定検査機関での分析検査を受けることになり、当協会はその検査機関として、亜硝酸ナトリウム分析を担うことになりました。
後にその要領は北海道たらこ品質管理協議会へ移行し、同協議会による「たらこ加工自主管理要綱」が施行され現在に至っております。
食品添加物として使用される亜硝酸ナトリウムは、発色剤として利用されています。また最大残存量として5ppm(0.005g/kg)と定められています。(※たらこ、いくら、すじこの場合)
作業工程の流れ
亜硝酸ナトリウムを使用したたらこを正確に計り、温水・試薬を加えて、試料液とし攪拌します。 | |
攪拌した試料液をフラスコに移し、さらに試薬を加え加温します。 | |
加温した試料液を冷却した後にろ過します。 | |
ろ過した検体をフラスコに移し、さらに試薬を加えて調整し試料液の完成になります。 | |
分光光度計という機器に試料をセットし分析を開始します。 |